お疲れ様です。Zenです。
今週は政治の世界で波乱に富んだ週でした。
バイデン大統領に代わり、ハリス副大統領は民主党の推定候補者に急浮上。トランプ前大統領の当選する確率は、暗殺未遂事件を皮切りに、共和党大会の勢いもあって上昇してきています。
2024年アメリカ大統領選挙の結果は、最後までわからないでしょう。
株式市場では、急速な円高、ナスダック総合指数がプチ暴落し、損失を被った方もいるかもしれません。私はアメリカの小型株指数へたまたま逃げていたので、なんとかこの難を逃れることができました。
この先はどうなるかわかりませんが、今のところ小型株総合指数への投資は継続しようと思っています。
今回の小型株への投資については、別のメモでまとめていますので、こちらを確認ください。

私は今回、たまたま主要株指数の暴落から逃れることができたのですが、それでは、どのようにして、私が投資情報を仕入れているか?をご紹介します。
少なくともテレビや投資情報サービスを見ていても、この小型株指数への投資について継続的に助言してくれている人はいなかったと思います。
(上昇してから言い始める人は多いので、今は多いですよ?)

それは当然のことで、一定期間値上がりをしていない銘柄を推奨しても、「あの人の予想は当たらない」と言われてしまうからです。自分でも当たらなかったなぁ、と思ってしまうのでしょう。
私の覚えている限り、ここ数ヶ月の間、メディアで溢れていた市場に関する意見は、
- 割高のアメリカ株への投資を控えるように
- AIバブル崩壊は近い
- 日本株はまだまだ上昇の余地がある
- 構造的要因から、まだまだ円安になる
そもそも当たっていないというのもありますが、「極めて解像度が低い情報が多いな」という印象です。
こうした意見に従って投資をするのならば、アメリカ株やAI関連銘柄のショートになるのですが、ショートをやったことがある人ならわかると思いますが、エントリーのタイミングを間違うと、大変苦しいものになります。
暴落論やバブル崩壊論だけに従って、ショートするのはやめた方がいいです。ショートをするなら、一時的に値上がりしているタイミングを狙っていくのがいいのですが、これは細かい話なので、また今度別に話したいと思います。
さて、話を戻しますが、それではどういった情報源から投資に関する情報を仕入れればいいのでしょうか?
これには残念ながら答えはありません。
ここまで書いておいて申し訳ないです。ただし、もし信頼できる投資情報は何か?という答えにヒントがあるとするならば、さまざまな情報を仕入れて、それを統合することだと思います。

基本的に、全ての情報は一度吸収して、重要な示唆を自分なりに得て、投資戦略を自分で考えるしかありません。
そういう意味では投資に関するヒントというのは、ありとあらゆるところに転がっていると言えるでしょう。
ちなみに私は、下記の有料サービスに課金をしています(現時点)。
- 日本経済新聞
- 日経ヴェリタス
- 日経CNBCオンライン
デイトレードをしないのであれば、CNBCオンラインは不要だと思います。ヴェリタスももはや趣味で、これも不要でしょう。普通の投資であれば、日本経済新聞だけで十分でしょう。

無料のものでは、テレビ(テレ東)や証券会社のアナリストレポートなどをみています。
コストは最小限に抑えましょう。
どの情報源もバイアスがかかった情報になるので、やはり情報を自分の中で統合することが大切です。
その時のポイントは、将来の予測であったり、未来予知といった情報は控えめに吸収するということです。
その代わり、「多くの市場参加者が今、どう考えているのか?」「新しい政策や新しい時代の流れはないか?」ということに注目して情報を集めています。

例えば、「FRBの利下げ回数に対して、今の市場はどう考えているのか?年内1回なのか、2回なのか?」「今市場は、日本円の金利についてどう考えているのか?」そういったコメントを参考に考えていきます。
基本的に、みんなが何を考えているのか?を探していきます。
逆に「1ドル160円〜162円が今月の予測レンジ」「今週の日経平均は38000円がサポートになる」といったコメントはあまり参考にしません。アナリストやコメンテーターは予想を出しますが、本当に使えません。
誰かの未来予知は、だいたい当たらないからです。ですが、「今の市場はこう考えているから、今日の株価が値上がりした」こういうコメントはとても参考になります。
利下げ観測があるから、株価が上がったといっているのに、上がっていないセクターがある、それはなぜか?とか、色々自分なりの考えを巡らせます。
投資情報の収集は、自分の仮説を立てるためにおこなうのが、まずは第一歩になります。
