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投資にお金をツッコむ前に、知っておきたかったこと 「損失を必ず想定する」

投資にお金をツッコむ前に、知っておきたかったこと 「損失を必ず想定する」

お疲れさまです。Zenです。

投資の世界に踏み込んで以来、投資を通じて美味しい思いもしましたし、痛い経験もしました。

今思えば、「投資をする前に知っておきたかった!」と思うことがあるので、それを何回かに分けて伝えていきます。

投資の世界では、損することもあれば、得することもあります。

あなたもすでに、同じような経験があるかもしれません。これから似たような経験をすることになるかもしれません。

私の場合、一晩で数百万円溶かして、慌てたこともあります。逆に、1日で数百万円稼いで、喜びまわったこともあります。

ところが、今となっては、どんだけ大きな金額の損失が出ても慌てません。稼ぐ額が大きくても、大喜びすることはなくなりました。

投資をする場合、利益や損失に一喜一憂しては、仕事になりません。

この記事を読み終わる頃には、あなたも同じメンタルを身につけるヒントを得らられることでしょう。

一喜一憂していては、仕事にならない

話に入る前に、そもそも投資ってなんでしょうか?

投資と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?

株?ビットコイン?国債?マンション投資?ゴルフの会員権?

投資といっても色々な種類の投資があります。

共通しているのは、資産を使ってお金を稼ぐことが投資です。

「資産を使い、さらなるお金を稼ぐこと」が投資なのです。

資産は、現金だけではなく、土地や株券など、「みんなが価値があると思っているもの」が含まれます。

ここで、少し驚く話をします。

この投資の定義でいけば、カジノのルーレットも投資の一つではないでしょうか?

「いやいや、そんなこと言ってはいけませんよ。カジノが投資だなんて。ただのギャンブルでしょう!」と思われるかもしれません。

ところが、「資産を使ってお金を稼ぐこと」が投資の定義なら、カジノも投資の一つですよね?

だって、現金でチップを買って、さらにチップを稼ぐことを目的とするのですから。

仮に、あなたはの全財産である一万円のチップをルーレットの赤色にベットしたとしましょう。

最大の損失は一万円ですね。逆に最大の利益は一万円になります。

ゲームに負けたら、全財産の一万円を失って、楽しいカジノ会場から退場する必要があります。

つまり、投資に参加できなくなるのです。

投資に参加できなくなれば、投資家はゲームオーバーになります。一番避けないといけないのが、この「投資資金を失うということ」です。

「全財産をカジノの1ゲームに賭けるなんて、馬鹿のすることだろう!」と思うかもしれませんが、株式投資でも、似たようなことをする人がいます。

信用取引をして、一銘柄に全信用額を投資する人がそうです。これについては、別でお話しします。

勘違いしないで欲しいのは、私は分散投資をすすめているわけではありません

投資のための資金を失ってはいけない、ということです。

そのためには、自分のする投資に対して、損失の可能性を知る必要があります。

投資の本質は、損失を把握し、その確率をみつもり、利益のとれる確率と損失の確率をくらべて、利益が取れる確率が高い時に、お金をリスクにさらすことにあります。

そこでカジノの話に戻りましょう。

先ほどと同じように、全財産である1万円を赤色にベットしたとしましょう。

ルーレットで、赤色になる確率は、約48%です。

52%の確率で、(赤に賭けた)1万円を失います。48%の確率で、1万円を得ることができます。

さらに、このゲームに負けると、投資に参加できなくなります。

私の個人的な意見ですが、10%の確率で全財産を失い、90%の確率で全財産を倍にできるとしても、このゲームに参加したくないです。

このルーレットのゲームに参加するのは、絶対にあり得ません。

なぜなら、私たちは投資に参加し続けたいからです。

最後に、今回お伝えしたかったのは、「自分の参加する投資が、最大損失はどうなるのかを見積もること」の重要性についての話でした。

ポジションを取る前に、思い出したいことです。私は、ポジションを取る前に必ず考えるようにしています。

次は、『投資にお金をツッコむ前に、知っておきたかったこと(2) 「 勉強し続けることの大切さ」』になります。